心筋梗塞日記(0) 健康には自信があるはず・・・だった

植野 丈 (吉松真幸)

2017年10月28日 14:01

ワタクシ、今から20年ほど前・・・二十歳を過ぎた頃には、体重が100kgを超えていました。

超えていたのは、ほんの一瞬だったと思います。

その日、久々に銭湯に行き、体重計に乗ったら、体重が103kgを示したのです。

いやぁ、ショックでした。

ただ、分からないでもなかったです。

体育会系の部活(ワンダーフォーゲル部といって、登山を中心にアウトドア活動をする部活)を引退した後は、以前からの暴飲暴食に加え、運動不足の毎日。

だって、たとえば大学そばの定食屋に行けば、どんぶり飯に脂たっぷりの山盛り生姜焼きの定食が480円くらいで食べられて、それだけでは物足りないから焼酎やビールを足すような食生活。

他にも、おやつにはポテチのビッグバッグを一度に食べてしまうとか。

そんな自堕落な生活を送っていましたが、さすがに100kg超には恐ろしくなりました。

・・・このままだったら、10年で死んでしまう!

そんな危機感から、食事を少しだけ減らし、意識して運動をするという、長期計画的ダイエットを開始。

20年かけて、体重は70kgを切るところまで持ってきました。

運動の積み重ねの結果、フルマラソンを完走できるくらいになり、昨年(2016年)のいぶすき菜の花マラソンではネットタイム(号砲が鳴ってからゴールするまでの公式タイム「グロスタイム」に対して、純粋にスタート地点を通過してからゴール地点に到達するまでの非公式タイム)とはいえ4時間台の自己ベストを記録するくらいになりました。

最近の血液検査の結果も、肝機能を示す数値だけでなく、尿酸値やコレステロール値もほぼ標準値の範囲内。

30歳頃に高血圧で入院した事があって、その時は20歳頃の不摂生が遅れてたたってきた・・・と思っていたのですが、もうこれ以上はないだろう、と安心というか、油断していました。

そんななか、まさかまさかの急性心筋梗塞で倒れるという事態に遭遇しました。

若い頃の不摂生とやら、恐るべし!

ここでは、そんな過去のツケを今頃払わされるハメになった体験談を書いていきます。

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