心筋梗塞日記(13) 自宅療養しながら自分でリハビリ

植野 丈 (吉松真幸)

2017年11月09日 18:53

10月27日に退院してからは、11月5日までの自宅療養に入りました。

毎日、午前と午後に軽くウォーキング。徐々に距離を伸ばして、最終的には自宅と最寄り駅との間の往復も問題ない事を確かめました。

平日の朝は、出勤するツマと保育園に登園する子供たちを車に乗せて、送っていきました。

昼間は、どうせ時間ができたのだから、買ったままで読んでいない本を一気に読もうと思っていたのですが、入院中に始めたナンクロの雑誌の続きに没頭してしまいました

あ、でも、こうの史代さんの「この世界の片隅に」は読みました。

こうの史代さんの漫画は、「夕凪の街 桜の国」で深い感銘を受けたのですが、今回はさらに深い感動がありました。いずれアニメ版も観てみたいです。

昼食は、冷凍ご飯を解凍して、それからツマが用意してくれたおかずや、前の晩の残り。・・・あ、でも、退院翌日には移動販売のガミネカレーを食べました。鹿児島のカレーでは、ガミネカレーか、中央駅前のサフランがワタクシの一押し、二押しです。

午後は仕事を終えたツマを迎えに行きました。

そして夕方、子供たちが帰ってくると、その遊び相手。これが結構疲れます。

以前だったら、もっと身体を動かすような遊びをしてやっていたのですが、ムスメもワタクシの身体が以前とは違う事を察しているようで、お絵かきやおままごと、絵本の読み聞かせが中心。

ワタクシがずっと家にいるからか、ムスメもムスコもワタクシにべったり甘えきってしまうようになりました。

そして子供たちを抱っこしたり頭を撫でたりしながらまた思うのは、「ああ、生きていてよかった」という事。

特に1歳の長男に対しては、父親のワタクシのカオを覚える前に別れてしまうという事にならずに済んで、もし神様仏様がいるなら、本当に感謝です。

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