まさに「まちのパン屋さん」 ミカエル堂

植野 丈 (吉松真幸)

2013年02月25日 18:47

小学校3年生の時から西田っ子のワタクシにとって、「ミカエル堂」のパンはまさに「なつかしの味」です。

木枠の扉を開けて中に入ると、奥の工房から流れてくるパンの焼ける匂い。

これまた木枠のショーケースの中には、ジャムパン、あんパン、クリームパン、チョココロネ、色とりどりの菓子パンや食パンが並んでいて。

買ったパンは包装紙にくるんで渡してくれました。

おやつに食べた、ミカエル堂のパン。

あの頃の西田周辺には他にも、惣菜がおいしかった西ストアー、チェーンじゃないファミレスのポテトロード、小僧寿しのお店、バレンタインという洋菓子屋さん、ボンジュールというパン屋さん、マルミヤというパン屋さん、今はない、なつかしのお店がいっぱいありました。


けれども「ミカエル堂」は、今も健在なのが嬉しいです。

建物はきれいに新しくなり、扉も自動ドアになりましたが、お店の雰囲気は変わりません。

西田本通と城西通りとの交差点近く、山形屋ストアーの隣です。

最近は、どのパン屋さんでもトレーを手に、トングで好きなパンを選んで取って、レジで精算しますね。

でもミカエル堂は、今でもお菓子屋さんみたいに、ショーケースに並んだパンをお店の人に取ってもらいます。

ジャムの棚には、高級ジャムと並んで、給食でおなじみの「タカベビージャム」が置いてあります。

包装紙も健在です。


包装紙を開けると・・・

今回買ったのは、ジャムパン、メロンパン、ホワイトクリームパン。

ちなみに、ワタクシが食べたかったカレーパンは売り切れのようでした。
しかしカレーパン、ワタクシがコドモの頃にはなかったような・・・?

ムカシ懐かしい、昭和の味のするパン。
わざわざ遠くから買いに来る人もいるようです。
(近くの高校の卒業生の某漫画家さんも、実家に頼んで宅配便で送ってもらっているそうです)


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