昨日、オカミサンとアカチャンが退院しました。
その2日前の土曜日、ワタクシは仕事が終わってからオカミサンの里帰り先の町へ向かい、退院までふたりに付き添っていました。
外は2晩続けて激しい雷雨。
アカチャンは昼夜の別なく、外の天気にも構わず、ミルクだ、オムツだと2時間おきくらいに泣きました。
ようやく寝かしつけて、ワタクシも眠ろう・・・としても、寝入りばなにアカチャンが泣く夢を見て飛び起きたり、ほんとうに、オカミサンの苦労がよく分かりました。
でも、小さい体いっぱいに泣いている姿を見ると、
「ああ、生きているんだなぁ・・・こんなに小さいのに、一生懸命がんばっているんだなぁ」
などと、感慨というか、静かだけれども深い感動が湧いてきて、涙が出そうになりました。
2泊3日のうちに、オカミサンに教わりながら、ミルクも、オムツ替えも、ちゃんとできるようになりました。
そして、退院の日。
雨も昼には上がり、陽も差してきました。
おばあちゃんが買ってくれたセレモニードレス。
助産師さん、看護師さんはじめスタッフの方々に見送られながら産院を後にし、オカミサンの実家に向かいました。
その途中、市役所に寄って、出生届け。
これで、名無しではなくて、ちゃんとした名前が付きました。
それにしても、名付けには苦労しました。
名前の響き、字画、そして名前の意味を吟味しながら、ああでもない、こうでもない・・・と、ただただ産まれてくるこどもの幸せだけ願いながら、付けました。
ところで。
ここ最近、キラキラネームと言われる、奇をてらった名前・・・こんな名前じゃ将来苦労するんじゃないかと、他人事ながら心配してしまうような名前が流行っていますね。
でも、キラキラネームとは対照的な、次の名前・・・
ひかり ほまれ つばさ あすか のぞみ あずさ こだま かいじ さくら はるか みずほ たから あさひ あおば
やまとことばもあって、みんないい名前に聞こえるかもしれません。
けれど、これらは列車の愛称や、花の品種名。
身内や友人たちのなかには、こどもに列車の愛称や花の品種名から取った名前をつけた人が結構います。
上に挙げた中にも、その名前が混じっています。
・・・ワタクシたちのアカチャンの名前もこの中にありますが、ひとつ弁解を。
その名前は、古来から日本に伝わる、由緒正しいく奥ゆかしい名前です。
その名前は、列車とは関係のない他の5つくらいの候補を抑えて選ばれました。
その名前は、とてもとても女の子らしい名前です。
ワタクシが鉄道ファンでなければ、みんなから「あらあら、いい名前をもらって~」と言われたに違いない名前、なんですがね。
いくらワタクシが列車とは関係ないといっても、誰も信じてくれない悲しさです。
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