楽天、ありがとう
ワタクシは、高校生くらいの頃から、東北には妙に惹かれていました。
青年期を東北で過ごした北杜夫や井上ひさしのや鈴木健二の本を読んでいた影響か、あるいは「北人霊歌」を標榜し、岩手に拠点を構えて活動していた音楽ユニット「姫神」のファンだったからか。
受験勉強そっちのけで、柳田国男の「遠野物語」を読み込んだなぁ。
東北の大学に通うという夢はかなわず、結局は九州土着の人間みたいになってしまったようなワタクシだけど、しかし東北へは何度か旅をしました。
それくらい愛着のある土地だったから、震災直後には後先考えずに7日間、石巻で災害ボランティアとして泥かきやがれきの撤去をしたりしました。
話は前後するのだけど、その東北にプロ野球球団が設立された時、その経緯もあってワタクシはすっかり冷めた目で新球団を見ていました。
しかしそれから9年。
東北楽天イーグルスはすっかり東北に溶け込み、野村監督が土台をつくり、星野監督が仕上げるという黄金パターンを踏襲して、見事リーグ優勝。
心からバンザイを叫びたい気分です。
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