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Posted by チェスト at

2013年05月08日

日南海岸へプチ新婚旅行

昨年の秋に結婚して、半年遅れの新婚旅行に行ってきました。

本当は、イギリスとフランスに行って、鉄道ファンであるワタクシ的にはドーバー海峡をくぐってロンドンとパリを結ぶユーロスターにも乗るという旅行をしたいねと言っていたのに・・・

お互いの仕事が忙しくて休みが取れず、そのうちに子宝にも恵まれたりして、海外旅行どころではなくなりました。

最近ようやくオカミサンが落ち着いてきたので、ゴールデンウィークを利用して宮崎に行ってきました。

そう、新婚旅行のメッカ、日南海岸ですよ!いつの時代ね・・・

1日目。


鹿児島から宮崎まで、「きりしま」号。
1日に2往復だけ、このハイパーサルーンで運転されます。
窓が大きくて、外の天気も良くて、快適に宮崎まで行けました。


着いたのはちょうどお昼時。
何時間待ちだろうかという某チキン南蛮のお店を横目に、裏通りの、妙に気になる喫茶店。
朝は4時から開いているという、いわゆる地元の喫茶店
その名も、「朝ごはんとコーヒーのひまわり」。食べログによる紹介は→こちら

そんな名前のお店でお昼というのも妙な気分ですが、大正解でした。


ワタクシが注文したのは、「ようこそ宮崎定食」
・・・こんなメニューがあるということは、ワタクシたち以外にも観光客が立ち寄るのでしょうか?
冷や汁、チキン南蛮、地鶏の炭火焼(みたいなの)と、宮崎の定番メニューをそろえました的な定食。

おいしかったです。

店内には、マスターの娘さんが描いた絵でしょうか、ひまわりの絵も飾ってあったりして、アットホームな雰囲気でした。


いったん宮崎駅前のホテルにチェックインし、少し休んでからお茶。


フルーツ大野。
歓楽街の果物屋さんですが、奥のパーラーではパフェなどが楽しめます。


ワタクシは左の日向夏パフェ、オカミサンが右のマンゴーパフェ。
外では行列ができていて、ワタクシたちも順番待ちだったのですが、それも納得のおいしさでした!

それから、宮崎の街の中をぶらぶら歩き。
疲れたら、大淀川べりの気持ちいい遊歩道のベンチで休憩。


宮崎県庁。

県庁前はクスノキ並木がきれい。

クスノキには、ところどころ、寄生植物がきれいな花を咲かせていました。

夜は、オカミサンが久々に居酒屋気分を味わいたいというので、アーケード街の居酒屋へ。
こちらもおいしくてボリュームのあるお店だったのですが、写真を撮らなくて、残念。

割と早めにホテルに戻り、「世界ふしぎ発見!」など見ながら、合間の地元CMを楽しんだりしました。

ところで、今回の旅行は、JRの「日南レール&バスきっぷ」と宿泊がセットになった企画きっぷを利用しました。
宮崎までの往復JR指定席と、観光列車「海幸山幸」、観光バス「にちなん」号、そしてホテルがセットになったきっぷ。
ワタクシたちふたり合わせて2万8千円ほどで鹿児島からの足も宿も取れるという、とてもお得なきっぷでした。

そして泊まったのが、JR九州ホテル宮崎。
このホテルのスペックの高さには、驚きました。

駅前ロータリーに面していて、フロントは8階、客室はそれより上の階で眺めはいいし、部屋は快適だし、なによりトイレとバスが分かれているのが良かったです。
翌朝の朝食もバイキング形式で、ガラス張りの朝食会場からの眺めも素晴らしかったです。

2日目。


まずは観光バス「にちなん」号。

1番目の目的地は、青島。

鬼の洗濯岩をこれほど間近で見るのは、20年ぶりくらいかも。
ガイドさんによれば、「鬼の洗濯」「鬼の洗濯」どちらでも正しいそうです。


縁結び、安産、航海安全の神として知られる青島神社。

本殿から亜熱帯植物のジャングルをくぐり抜けて、本宮と呼ばれるお宮へ。

願い事に応じた色のひもを樹にくくり付けます。
安産は、縁結びと同じ桃色のひも。


堀切峠にも立ち寄って、鵜戸神宮へ。

洞窟の中に本殿がある鵜戸神宮も、縁結び・夫婦和合・子授け・安産などで知られています。

個人的には、この神社のご利益はものすごいと思っています。

去年の正月明けに、縁結びを祈願した1週間後にオカミサンと出会い・・・

去年の夏、結婚前にこんどはふたりで詣でて子宝を祈願したら、結婚して間もなく子宝に恵まれ・・・

そして今回は安産をお願いしてきました。


鵜戸神宮から、城下町・飫肥へ。

「にちなん」号は南郷まで行きますが、ワタクシたちはここで途中下車。


まずは昼食。
平庵という、民家のような食事どころ。


ワタクシは写真の地鶏うどんセット、オカミサンは山菜うどん。
塩味のだしが独特で、おいしかった~。

城下町を散策。

商家博物館。
昔の商家をそのまま使い、いろいろな小道具を展示するところ。
城下町の生活が偲ばれました。


飫肥城の復元された大手門。
御殿や、歴史記念館などを見て回りました。

お城の中に小学校があり、なんだかうらやましい気が。
そういえば、飫肥の人たちは言葉遣いがとても柔らかくて優しくてきれいでした。
これも城下町文化でしょうか?


武家屋敷の道。
鹿児島の、知覧や出水などの武家屋敷とも風情が微妙に異なります。


日本建築だけでなく、古い洋館も独特の趣がありました。


ひと通り見て回ってから、南郷まで、タクシーで。

南郷からは、観光特急「海幸山幸」

内装・外装ともに飫肥杉をふんだんに使ってあります。
デザインは、JR九州のデザインを続けている水戸岡鋭治さん。

海に近いところでは眺めが良くて、そんなところでは徐行運転してくれます。

あと、車内でミニイベントのようなものがあったり、途中駅で物産の販売があったりと、楽しい列車でした。

夕方前になり、宮崎に到着。

こんどはつばめ型の「きりしま」号で鹿児島へ。

そのまま終わってほしくないような、楽しい2日間でした。


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Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 19:15Comments(0)