スポンサーサイト

上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。

  

Posted by チェスト at

2012年10月29日

サッポロクラシックをエブリワンで購入

昨日、近所のエブリワンに寄ったら、ビールの棚に「サッポロクラシック」を発見。

思わず買ってしまいました。


本来は北海道限定販売
原材料は 麦芽ホップ のみ。
正真正銘、副原料一切なしのホンモノのビールです。

(日本の酒税法では、麦芽とホップが66.7%以上含まれていれば、ビールに分類されるのです)

だから、うまい。
おいしさの秘密はそれだけではなく、製法なども含めていろいろあるのでしょうが・・・。

しかしエブリワンのホームページを見ても、サッポロクラシックのホームページを見ても、なぜ九州で販売となったのか、どのようなキャンペーンなのか、いつまでの販売なのかは不明

まさか西陵のエブリワン限定でもないでしょうし・・・。

追記(12.11.12)・・・エブリワンでは、10月31日~11月20日まで、北海道フェアをやってるらしいです。
先行してサッポロクラシックが販売されたみたいです。


とにかく買いました。
オカミサンからは、「ビールは週末だけよ」と言われているのですが、買ってしまいました。
飲みました。
おいしかったです。


しかしやっぱり、北海道で飲んだサッポロクラシックはもっとおいしかったと思います。
主観120%での感想ですが、とにかくそう思うのです。

ワタクシは学生時代、2度、北海道に行きました。
夏と真冬の2回ずつ。

特に、一人旅だった真冬の旅では、周遊券を使った夜行列車での移動のお供がサッポロクラシックでした。

凍てつく大地を、粉雪を蹴立てて進む夜行列車(網走行き「オホーツク」9号とか青森行き「はまなす」号とか)。
窓に顔を近づけて外を見ると、月明かり、星明りで青い雪原の向こうに、時折ぽつんぽつんと灯りが流れ・・・。
青い感傷に浸りながら飲んだサッポロクラシックが、ワタクシにとって今まで最高のビールのひとつです。


今夜も買おう・・・。



当ブログの目次・新着情報は→コチラ  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 18:10Comments(0)つれづれ

2012年10月26日

鹿児島にもタタラ場があった・・・「火の河原」

最近、川辺道路が川辺の市街地の近くまで延伸されたので、川辺や枕崎がぐんと近くなったような気がします。

錫山から川辺ダムに向けて走っていると、山並みがきれいで、晴れた日のドライブには最適な道です。

ところで、川辺ダムの上流の道路標識に、「火の河原」という地名の案内があります。

ワタクシがこの地名を知ったのは小学校3年生の頃。

社会科の授業で鹿児島市の地図がみんなに配られたのですが、鹿児島市の左下(南西)に記された「火の河原」という地名が、その近くの「上鬼燈火谷」という地名とともに、子ども心に怖かった思い出があります。


それ以来気になっていた地名でしたが、一昨年の今頃、初めて行ってみました。


ワタクシはもともと遠歩きが好きで、大学時代はワンダーフォーゲル部という、山歩きをする部活にも入っていたりもしていました。
今でも、よく遠歩きやサイクリング、山登りなどします。

もちろんその時も、歩き。

川辺ダムの駐車場にクルマを止めて、万之瀬川の上流に向けて歩いていきました。

途中で「火の河原」への案内標識に従い、ダム湖を渡って対岸へ。

山の中の道を歩いていくことしばし。

火の河原に到着しました。


火の河原は、世帯数10あまりの小さい集落です。
山の懐に抱かれるように、稲刈りもとうに終わった棚田がありました。

ひっそりとした、いわゆる限界集落のひとつかとも思われますが、しかし昔・・・1976(昭和51年)までは分校ですが学校もありました。


鹿児島市立福平小学校 火の河原分校


校舎は地区の集会所および巡回診療所として今も使われています。
それにしても、よく手入れされて、きれいに保たれています。


二宮金治郎の石像がひっそりたたずんでいました。


火の河原・・・山里の風景には似つかわしくない、おどろおどろしくもある名前ですが、ちゃんとした由来があります。

江戸時代までは、ここはタタラ場でした。
タタラ場といえば、「もののけ姫」にも出てきたような、山の中で鉄を作るところです。

溶けて燃える鉄が流れるさまから、「火の河原」と名付けられたもののようです。

でもなぜこのような山奥で製鉄がなされていたのでしょう?

まず、喜入の前之浜あたりで採れた砂鉄は、火の河原まで運ばれました。
そして、豊富な谷川の水で洗って、不純物を取り除きました

砂鉄を精錬するには、今は石炭を原料としたコークスを使いますが、当時は木炭を使っていました。
山の中は、木炭の原料となる広葉樹の森がありました
「もののけ姫」で山の木がなくなっていたのも、木炭用に木を伐採したからです。

「もののけ姫」では人力でふいごを動かしていましたが、火の河原では水車が動力源でした。
山の中で高低差があり、勢いよく流れる川の水は水車を回すのにうってつけだったのでしょう。

それらの利点があり、タタラ場は山の中に作られたのです。

そうして精錬された鉄は、日本最初のコンビナートとも言われる磯の集成館に運ばれ、さまざまな製品に姿を変えました。
集成館事業は、のちの明治維新にもつながる歴史的事業でしたが、火の河原はそれを支えていたのです。

日本の近代化を語る上での、埋もれた証人みたいな地名です。


さて、火の河原の集落から道なりに山の中を進んでいくと、細い細い県道に行き当たります。

坂之上方面とは逆に、川辺方面への道を進むと、やがて橋を渡ります。

橋の上から、滝みたいに流れる谷川の向こうに、観音様が立っているのが見えました。

これも何か歴史的ないわれがあるのではないかと思って近寄ってみました。

そばの石碑によると・・・1950年代、川辺から谷山へ抜ける道(細い細い県道)を開く時は難工事で、自衛隊も応援したほどだったが、ついに完成を見た。それを記念して、当時の谷山市と川辺町などが観音像を建立した・・・という、要約するとそのような事が記してありました。

この観音様は、日本の高度経済成長への道を現しているように思えなくもありません。


さらに歩き、稚児の滝や錫山などを見て歩き、あとは川辺ダムまで戻りました。

秋の一日、いいハイキングでした。

  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 20:09Comments(0)鹿児島ぶらぶら

2012年10月25日

けっこう大事な水の硬度

水の硬度とおいしさの関係について、1985年、当時の厚生省が出した目安があります。
それによると、硬度10~100mg/Lが「おいしい水の水質要件」ということです。

また、これとは別に、赤ちゃんのミルクに適した硬度は60mg/L以下、とされています。
硬度の高い水は、赤ちゃんや子どもの内臓に負担をかけてしまうほか、大人でも人によっては腹下しの原因になってしまうのです。


水の硬度は、だから大事な目安と言えるでしょう。


けれど、人だけでなくて設備類にも硬度が大切なものがあります。

ボイラーがその代表的なものです。

水を沸かして蒸気を作るボイラーでは、硬度の高い水は、罐の内部に石(スケル)を作ってしまいます。

だからボイラーには軟水器といって、硬度を下げる装置が付いている事が多いのです。


蒸気機関車(SL)も、巨大なボイラーを台車の上に積んで、発生する蒸気の力で車両を引っ張ります。

だから、軟水が大量に確保できるところに給水地点を設けることが多かったようです。

むかし吹上浜沿いに伊集院と枕崎の間を結んでいた南薩鉄道でも、上日置(伊集院と日置の間)と上加世田(武田神社の近く)の2箇所に給水所がありました。


これは、上日置駅跡に今でも残る給水塔の基礎。

その向こうのホームも含めて、鹿児島特有の美しい切石造りです。


それから・・・

お酒造りにも硬度は大切です。

世界中で、特に日本で好まれる淡色系のビールの仕込み水は、軟水が適しているといわれています。

淡色系のビールは、チェコのプルゼニで生み出されたピルスナービールを手本としていますが、硬水が多いヨーロッパでは珍しく、プルゼニの水は軟水だったのです。

19世紀に軟水から生まれたピルスナービールが、やがて世界のビールの大部分を占めるようになったのです。


さて。

おいしい水の硬度が10~100mg/L。
赤ちゃんや小さなお子さまに適した水の硬度が60mg/L以下。
ということは、水選びのひとつの目安が硬度10~60mg/Lと言えるでしょうか・・・。

硬度については→こちら もどうぞ。


当ブログの目次・新着情報は→コチラ  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 18:41Comments(0)水のお話

2012年10月24日

お湯が先? 焼酎が先? 芋焼酎

昨日、このテーマで打ち込んでいたら、操作ミスで全部消してしまいました。

結局書き直さず、焼酎飲んでふて寝してしまいましたが、さて、どちらでしょう?
「芋焼酎、お湯からいれるか? 焼酎から入れるか?」

答えから先に明かします。

お湯が先です。

お湯を先に入れてそこに焼酎を注ぐと、温度差による対流が激しく起こり、お湯と焼酎がほどよく交わって混ざり合い、なじみ合います。
そのときに、香り成分のエステルがふんわりとたちのぼり、とても良い香りを発します。

反対に、焼酎にお湯を注ぐと、対流はあまり起こりません。
それどころか、お湯に荒々しく接した焼酎からアルコールが揮発し、鼻につんと来るとけとげしい匂いを発するのです。


鹿児島では黒ヂョカで温めて飲むのが究極の楽しみ方、とされてますね。

前の晩に焼酎と水をあらかじめ黒ヂョカに入れておきます。

一昼夜のうちに焼酎と水がよくなじんでくるのです。

それを、囲炉裏のようなごくごく弱い火か、湯せんで人肌くらいに温めて飲みます。
コンロの直火はやってはいけないそうです。

ちなみにワタクシの友人は、黒ヂョカで毎晩ダイヤメしているとか。うらやましい。


さて。

焼酎の割り水には、シラス台地で長い時間をかけてろ過されてきた地下水を原水とした「絆一直泉」をぜひどうぞ。

ワタクシは、「絆一直泉」を焼酎のお湯割りに初めて使ったときの驚きを今でも忘れません。

とにかく、いつも飲んでいた焼酎の香りがとにかく引き立ち、「ああこれはこんなにうまい焼酎だったのか」とビックリしました。

酒好きのワタクシが、自信をもってオススメします。







当ブログの目次・新着情報は→コチラ  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 18:25Comments(1)つれづれ

2012年10月23日

あいたしまった

うっかりミスで、長いことかかって打ち込んできた長文が、消えてしまった。

また最初から書き直す気力もなし。

ちなみにテーマは「芋焼酎、お湯からいれるか? 焼酎から入れるか?」

また明日書きます。

もう寝ます。おやすみなさい。





当ブログの目次・新着情報は→コチラ  

Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 23:35Comments(0)つれづれ

2012年10月22日

光画ぎゃらりい ・・・ 夕景

ワタクシは写真が好きでした。撮るのも見るのも。今でも好きですが。

高校時代は写真部の末席を汚したりなどしておりました。
(謙遜などではなく、いま思えば本当に問題部員でした)

2001年、ワタクシはデジカメを初めて手にしました。
それから、ふと目に留まった風景を手軽に撮るようになりました。

撮り直しのきかない銀塩(フィルム)と違い、一瞬のシャッターチャンスを狙うわけではないので、見返してみるとどうでもいいような写真ばかりになってしまってますが、その中からなんとか見られそうなものをセレクトしてみます(^^;



斜光 みんなどこへ消えた


誰もいない 風もない


ガラスの中に 凝縮された秋の夕日


丘の上 木のロボットは孤独


電信柱 どこへ続く


線路 西へ


電車 家路へ


当ブログの目次・新着情報は→コチラ  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 18:34Comments(0)ぎゃらりい

2012年10月20日

食玩LOVE

昨日のこと。

コンビニに寄ったら、オレンジ炭酸飲料のオランジーナのボトルの首に、おまけが付いているのを見つけました。

エールフランスの飛行機のミニチュア。

思わず買ってしまいました。

6機種あるのですが、まずはコンコルド。

ワタクシは、こども百科事典やこども図鑑の飛行機のところに、超音速旅客機が未来の飛行機として紹介されていた世代です。
三十ン年前のコンコルドは、当時飛行機大好きオトコノコだったワタクシには、憧れの飛行機だったのですよ。

けれど、その後の旅客機の歴史はむしろ、小型化、省エネ化への歩みとなったのですが・・・。

さて、今回の企画は、エールフランス日本就航60周年企画だとか。
「航空ファン」誌のブログに、この企画についての紹介があります→こちら

9月25日にコンビニ限定で始まったキャンペーンで、なくなり次第終了だということで、いまさら気付いたということになります。


そういえば、昨年の今頃も・・・キャタピラー社の重機のミニチュアがコーヒーに付いていたキャンペーンも、終盤に気が付いて、コンプするのに苦労しました。

でもコンプしましたが。

う~ん、よき眺めだ。


ワタクシのオカミサンや、職場の女性の方々からは、冷ややか~な視線も感じるのですが、でもやっぱりこういうのが好きです。

同様の仲間はやっぱり多いようで、コンビニは食玩・・・それもオトナのおサイフを狙った、「大人買い」を誘発させるような食玩が百花繚乱状態。

とは言っても、むやみやたらと集めるのではなく、今回のエールフランスの飛行機とか、昨年の重機とか、ワタクシ自身のツボに入らなければ集めません


そんなワタクシは、例えば「なつかしのローカル私鉄シリーズ」と銘打って、カプセルプラレールを出されたら、コンビニまっしぐらでしょうね。

そういうシリーズを企画するとして、「鹿児島交通キハ100型ディーゼルカー」とか、「南部縦貫鉄道キハ101型レールバス」とか、「野上電鉄モハ24形電車」などは外せないでしょうなぁ。
異論は認めますが。

重機の食玩も出るくらいだから、これくらいニッチな需要狙いでもいけるような気がするんですがね・・・。
どうです? 担当者様??

・・・うん、そんな妄想にふけっている場合ではありません。
今日もコンビニに寄って、エールフランス機のミニチュア、できればB727型機をゲットせねばなりませぬ。


本日の当ブログは本当にお粗末さまでした。



当ブログの目次・新着情報は→コチラ  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 18:27Comments(0)つれづれ

2012年10月18日

「モノづくり」好きにはたまらない? 「とろける鉄工所」

ワタクシは一時期、酒造会社の現場で働いていたことがあったのだ。

それもあって、麹と酵母とその他もろもろの菌と人間が右往左往する漫画「もやしもん」(石川 雅之 作)の大ファンなのだけど、これが掲載されている「イブニング」(講談社)に一緒に連載されている、ある短編連作漫画が気になっていた。

そしてある日、書店でふと目にして、当時4巻まで出ているうちの1、2巻だけを買って読んでみた。

それが、「とろける鉄工所」(野村 宗弘 作)

2012年10月現在、8巻まで出ています。

主人公は溶接工。

おそらくは元溶接工である作者の実体験で描かれているのだろうけど、鉄を溶かしてくっつけて、切って曲げて塗装して・・・

ケータイやスマホのチップを作るロボットの足場も、東京スカイツリーも、縁の下の力持ちよろしく溶接工の方々が汗みどろになり、「スパッタ」や「ヒューム」と戦いながら、時には目を焼きながらがんばって作ってくれてるんだなぁと改めて教えられます。

けれども現場の苦労やドタバタが、笑いをふんだんに織り交ぜながら語られていて、あまりの面白さに2冊とも一気に読みきってしまい、4冊全部買わなかったことが本当に悔やまれました。

鉄工所と酒造り、そして今のワタクシには水づくりにまちづくりと、作るものは違っても、やはりそこは「モノづくり」、思わずニヤリとしたり、身につまされたり、共感するエピソードも特盛り状態で出てきます。

いや~、実際にモノづくりをしている人、モノづくりが好きな人には、ぜひぜひオススメしたい漫画です。

もうすぐ(2012年11月22日) 9巻が発売されます→ こちら

読めば、「スパッタ」とは何か、「ヒューム」とは何か、なぜ溶接が済んだ後にハンマーで叩いたりしているのか、なぜ鉄工所には鉄板が敷き詰めてあるのか・・・などなど、いろんな事も勉強できます。

冒頭に挙げた「もやしもん」といい、この「とろける鉄工所」といい、往年の名作「あしたのジョー」「巨人の星」などなど、講談社は芯の硬い漫画が好きなんでしょうかねぇ。

ワタクシも好きですが。



当ブログの目次・新着情報は→コチラ  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 19:02Comments(0)観たり聴いたり読んだり

2012年10月17日

石橋記念公園♪

以前、このブログで鹿児島には石造りの建物や構造物が多いことを書きました→こちら

鹿児島は数十万年前からの火山活動によって作られた「溶結凝灰岩」という良質の石が豊富に採れるので、土木建築材料として石がふんだんに使われました。

その代表的なものが、かつて甲突川に架かっていた5つの石橋・・・いわゆる五大石橋です。

肥後の石工・岩永三五郎とその一族の指揮の下、1845年から1849年にかけて相次いで架けられました。

以来、百数十年にわたり、ほぼ変わらぬ美しい姿で甲突川に在りましたが、1993年の水害で新上橋と武之橋が流出。
残る3橋も、河川改修工事に伴い撤去されました。

専門家によると、世界遺産に登録されてもおかしくない価値があるとされた橋だったのですが・・・。


それらの橋が移設された先が、鹿児島本港ウォーターフロントに近い、祇園之洲にある石橋記念公園です。

2000年に開設された公園については→こちら


西田橋。
もともとの橋は1846年に架橋、1953年に鹿児島県の有形文化財に指定されていました。

参勤交代路にあり、特に重厚な造りや特別な装飾がなされていました。
路面も、他の橋と異なり、美しい石畳となっていました。

ちなみにこの石畳は、もとの橋が撤去された当時は、アスファルト舗装に覆われて見えませんでした。


高麗橋。

もともとの橋は1847年に架橋。
1985年頃だったか、自動車が欄干に衝突して壊れ、そこだけコンクリートで復元されていましたが、移設に伴い、もとの石で復元されています。


玉江橋。

もともとの橋は1849年に架橋。
5つの橋の中でいちばん上流に、そしていちばん最後にできた橋です。
つくりが他の橋と比べて粗いように思うのはワタクシだけでしょうか?


石橋記念館と合せて、鹿児島の歴史や、江戸時代の土木技術も学べる公園です。
遊んだり、お弁当を広げている家族連れも多く見られました。

ワタクシはオカミサンに連れられて、先日初めてこの公園に来たのですが、優美な橋を眺めながらゆっくり散策するのは気持ちがよかったです。



当ブログの目次・新着情報は→コチラ  
タグ :休日オフ


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 18:24Comments(0)鹿児島ぶらぶら

2012年10月16日

ルシウスと会えそうな・・・はらら温泉

ワタクシは、阿部寛主演で映画にもなったテルマエ・ロマエのファンです。

古代ローマの浴場設計技師のルシウスが、現代日本の風呂との間をタイムスリップを繰り返して行ったりきたりしながら、ローマに(日本の風呂の要素を取り込んだ)斬新な浴場をつくる・・・という漫画です。

作者はコメディのつもりらしいのですが、いやいや、立派なSFだとも思います。

さて。

ワタクシは銭湯、特に鹿児島に多い温泉銭湯のファンです。

幼少期を過ごした指宿で、家には温泉が引いてあったのですが、お湯の供給は毎日ではなかったので、近所の温泉銭湯にも通っていました。

だからもともと銭湯や温泉には馴染み深かったのですが、高校時代の途中から下宿生活を送るなかで、再び温泉銭湯に足しげく通うようになりました。

なぜなら、下宿の風呂は狭いし、入れる時間も限られているし、いろいろと窮屈だったので。

当時通っていたのが、下宿から徒歩10分くらいのところにあった はらら温泉


いや~、洗い場も浴槽も広くて手足を伸ばせるし、サウナがあってさっぱりできるし。
勉強やら何やらの疲れも、きれいさっぱり洗い流せました。

そうそう、ワタクシがサウナに目覚めたのも、このはらら温泉でした。


先日、実に二十ン年ぶりに行ってきました。

薬師、原良のあたりは区画整理ですっかり風景が変わってしまいましたが、はらら温泉だけは変わらずにありました。

年代モノの靴箱。

昔ながらの番台。

ロッカーは鍵なしと鍵つきの2種類。

鍵なしのロッカーには、近所の常連さんが置いているお風呂セットが並んでいました。

鍵つきのロッカーは、番台に声をかけて鍵を借ります。

そしてレトロなタイル画。


サウナはテレビはありませんがラジオは流れています。

脱衣所の体重計は、あのタニタのですが、商標が昔のです。


番台では瓶入り牛乳などが冷蔵ケースに入れて売ってあって、ワタクシはコーヒー牛乳を買いました。

ちなみに、お湯のメタケイ酸濃度は47.0mg/Lで、ほぼ美肌の湯です。

昔懐かしい空気が流れるこの温泉、いつまでもそこに在ってほしいです。



当ブログの目次・新着情報は→コチラ  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 19:06Comments(0)温泉日和

2012年10月15日

慈眼寺公園のコスモスが見ごろ

日曜日の午後・・・オカミサンと谷山にある らぁめん柿の木 本店で満足した帰りに、慈眼寺公園まで足を伸ばしてコスモスを見に行きました。

ワタクシにとって、おそらく四半世紀ぶりの慈眼寺公園。

前行ったときは、相当な山奥の雰囲気だった記憶があるのですが、今は新しい住宅街がすぐそばまで建て込んでいて、ビックリ。

コスモス園に近い駐車場の場所が分からず、そうめん流しのそばの駐車場にクルマを停めました。

そこの駐車場はクルマが少なく、ひっそりとしていました。

そこからコスモス園までは結構歩きましたが、後になってから大正解だったと知りました。

コスモス園までは沢沿いの遊歩道を上ります。
緑の中で清いせせらぎの音を聞きながらの散策は、とても気持ちが良いものでした。



そしてたどり着いたコスモス園。




空は曇り模様でしたが、畑いっぱいのコスモスの花が、涼しい秋の風に揺れるさまは可憐で、そしてきれいでした。

それにしても、コスモスによくぞ「秋桜」の字を当てたものです! と感心します。

畑には大勢の見物人がそぞろ歩いたり、写真を撮ったり。
そしてメインの大駐車場は満車で、空きを探す車が右往左往していました。

休日にクルマで来たら、歩くのを楽しめる人だったら、そうめん流しそばの駐車場がぜひオススメです。


さて。

今回は立ち寄りませんでしたが、慈眼寺公園には良い水が湧くスポットがあります。

「酒水の井戸」と呼ばれる井戸で、非常に良質の水なので昔から酒造りに使われているそうです。

やはりここも、シリカ質のシラス台地を天然のフィルターとして浄化された清らかな水です。

水汲み場があり、ペットボトル持参で来る人も多いようです。

さらに慈眼寺は、水道局の慈眼寺水源もあるのですが、残念ながら河川水を浄水場で浄化した水と混合されて水道水として供給されているようです。

慈眼寺公園については→ こちら

なお、今年のコスモスは今月いっぱいは楽しめるということです。



当ブログの目次・新着情報は→コチラ  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 18:57Comments(0)鹿児島ぶらぶら

2012年10月11日

イラスト 晩鐘

秋も深まって、日が落ちるのがどんどん早くなってきました。

仕事していてふと窓の外を見ると、「えっ、いつの間に?」といったふうに外が暗くなっていたりします。

空気が澄んできたからか、夕方の光の輝きも、透明で美しく感じられます。


ワタクシの好きな小説のひとつに、「或る少女の死まで」というのがあります。
大正から昭和にかけて活躍した詩人の室生犀星の自伝的小説で、「幼年時代」「性に目覚める頃」と合せて三部作を構成しています。

舞台は明治から大正へ移る時代の東京。

若くて繊細な主人公は、東京での生活に苦悩し、疲れ果てます。
そんな彼の魂を救ってくれたのが、隣に母親、弟と住む幼い少女でした。

少女が弟と一緒に遊ぶ姿に主人公は故郷の姉を想います。
そして、彼女の内なる美しさをこうあらわします。

だれでも一度は、この子のように美しい透明なひとみをしている時期があるものだ。五つ六つころから十六、七時代までの目の美しさ、その澄みわたった透明さは、まるで、その精神のきれいさをそっくり現しているものだ。すこしも他からそこなわれない美だ。内の内な生命のむき出しにされた輝きだ。

彼女たちの故郷は鹿児島で(だから?苗字も山本ではなく山となっています)、冬でも温暖な鹿児島に実るボンタンの話を主人公にします。

鹿児島はちっとも雪がふらないの。毎日あたたかくていいの。大きなボンタンが実ってよ。そりゃ大きいのがあるわ。こんなのがあるわ。」
少女らしく興奮して、手で大きさを示したりした。


主人公は少女のことを「ボンタン」と呼びます。

彼女が遊びながら歌う声に、主人公は心を洗われます。

人間がどれだけ成長して行っても、いつも衰弱しきった、思索しつづけた心のそこにいつもたたえられているものは、あの少女のいまうたっている心境だ。それを思い出すことによって、しずかに、うっとりしてくるあのたのしい瞬間だ。



・・・作中では、鹿児島の歌とされていますが、周りに聞いても、年配の方に聞いても分かりません。

「ボンタン」と呼ぶ少女は、主人公にとってはかけがえのない魂の救い主でした。
しかし主人公は、ついに堪えきれなくなり、帰郷します。

っそ帰国しよう。そして頭をすこし休めなければならない。」
私は考えた。そうだ。今、一切から別れてあの緑深い国へ行こう。


そして、この小説の結末は、非常に切なく悲しいものとなっています。


ワタクシがこの小説と出会ったのは二十歳くらいのとき。
感動し、犀星が暮らした金沢にあこがれ、旅に出たりもしました。
・・・今はこんなワタクシも、そんな若い頃があったのですヨ。


当ブログの目次・新着情報は→コチラ  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 19:43Comments(0)ぎゃらりい

2012年10月09日

卵好きにはたまらない・・・たまごの菊ちゃん

半年ほど前だったか、訪問先で出されたゆで卵があまりにおいしくて、どこの卵か聞いて教えてもらったのが、知覧の「たまごの菊ちゃん」

ホームページは→ こちら
個人的な意見ですが、トップページのフラッシュムービー(の冒頭)が、ちょっとコワいです。

知覧警察署の前にお店があります。

店先の看板代わりのモニュメントがケッコー目立ちます。

40年以上も卵づくりをしてきた養鶏農家さんが経営する直売所です。

もともとは、卵かけご飯を出す食堂も併設されていたらしいのですが、スイーツに転換したとか。

黄身を黄色くする薬品や抗生物質も使わず、エサにもこだわり、健康に育てたニワトリが生む卵。

直売所で買える「ふわとろプリン」が有名なようですが、しかしワタクシがぜひオススメしたいのが、卵焼き。

しっかりとした濃厚な味で、とても美味しいのです。
個人的には、醤油もソースもマヨネーズもかけず、そのままの味を楽しみたい卵焼きです。

先日も、ワタクシのオカミサンと知り合いの家にお呼ばれしたとき、手土産に持っていって喜ばれました(^^)

知覧に寄った際は、ぜひどうぞ。


当ブログの目次・新着情報は→コチラ  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 19:02Comments(0)おいしいものめぐり

2012年10月05日

鹿児島市内にも多数あります! 美肌の湯

いま話題のシリカは、ケイ素原子に酸素原子がふたつくっついたものです。

(化学式のうえでは)ケイ素原子に酸素原子がみっつくっついたものを、メタケイ酸塩といいます。

シリカ同様、メタケイ酸も、美肌に効果があるといわれています。

メタケイ酸濃度が50mg/L以上で、美肌の湯とされる事が多いようです。

鹿児島県内には、メタケイ酸を200mg/L以上含む温泉もあるのですが、鹿児島市内の温泉も、多くがメタケイ酸濃度50mg/Lを超えています。


ワタクシが好きな温泉のひとつ、太陽ヘルスセンターの温泉も、メタケイ酸を61.8mg/L含んでいます。
太陽ヘルスセンターのホームページは→ コチラ

建物の入り口は、こんな感じ。

コインランドリーも併設されています。
1階にはスーパーが入っていたのですが、9月末で閉店となってしまいました。
ポイントカード持ってたのに残念・・・

階段またはエレベーターで2階に上がると、温泉の入り口となります。

フロントに靴箱の鍵を預けて、脱衣所ロッカーの鍵を受け取るという、最近多くなってきたスタイルです。

浴場の中は、泡風呂、うたせ湯、そしてスチームサウナと赤外線サウナなど、とても充実しています。

季節の花々が浴場のところどころにさりげなく活けてあるのが心にくいです。
(前回行ったときはコスモス、前々回はヒガンバナ)

鹿児島中央駅から徒歩で15分くらいという立地もあり、旅行者とおぼしき入浴客もよく見かけます。


入浴料は10月11日より大人390円。
値上がりしたとはいえ、天然温泉にこれだけの料金で入れるシアワセ。


当ブログの目次・新着情報は→コチラ  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 18:43Comments(0)温泉日和

2012年10月04日

今年も、菜の花マラソンの案内状が届きました

ワタクシはこれまで2度、いぶすき菜の花マラソンに参加しました。

1回目のタイムが6時間43分。

2回目は6時間を切るぞと意気込んだのですが、足のトラブルに見舞われて7時間半を超えてしまいました。

そして今年もエントリーが始まり、そして案内状が届きました。

一度参加すると、秋には次回の案内状が来るのです。


菜の花マラソンの楽しさのひとつは、沿道の地元の方々とのふれあいにあるでしょう。

公式の給水スタンドのほかに、地元の方々がめいめいにスタンドを出して、水やお茶だけでなく、お菓子や果物のようなものを出してくれます。

開聞のサツマイモとか、山川の腹皮とか、その土地その土地の産物がスタンドに出されるのも、また楽しいです。

子どもたちが並んでハイタッチしてくれたりも。

ゴール直前の、指宿市街地では、家族バンドみたいな方々が、「負けないで」をエンドレスで歌っていて、あれは本当に励みになりました。


それから、走っていくとともにどんどん変わっていく景色。

池田湖、開聞岳、東シナ海、菜の花畑、錦江湾・・・

南国の大きな空、そして一足も二足も早い春の風を感じられます。


次回ももちろん、エントリーします!
そして、今度こそ6時間の壁を突破します!!

ちなみに、足のトラブルの原因は、水分補給の失敗だったと思います。
今度はちゃんと、絆一直泉のペットボトルを持って行きます(^^;


いぶすき菜の花マラソン実行委員会公式ホームページは→ こちら

ちょっと宣伝になりますが、攻略DVD絶賛発売中→ こちら


当ブログの目次・新着情報は→コチラ  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 19:11Comments(0)つれづれ

2012年10月03日

毒あり? 無害?? シリカについてのメモ

美肌と健康にシリカが有効というのは、先日のNHK「あさイチ」で紹介されたとおりです。

ところが、放送直後から、ツイッターやブログなどで、

厚生労働省による使用制限に「母乳代替食品及び離乳食に使用してはならない」とある。

と、ウィキペディアからの引用が目につくようになりました。

しかし、「母乳代替食品及び離乳食に使用してはならない」とされているのは、あくまで「微粒二酸化ケイ素」としてのシリカです。

厚生労働省 行政情報 添加物使用基準リスト 2 は→ こちら

「微粒二酸化ケイ素」とは、鉱物由来の、不溶性のシリカです。
言ってみれば、ガラス(正確には石英)の微粉末のようなものです。

ウィキペディアの記述も、「不溶性の結晶性シリカの一種であるクリストバライト」に関するものです(それはそれで厚生労働省の使用制限、という意味では必ずしも正確ではありませんが)。


もうひとつ。

食品添加物としてのシリカ(およびケイ酸塩類)は、不溶性のものがほとんどです。
シリカは生体内で安定なので、不溶性のシリカはいくら摂取しても吸収されず、体外に排出されます。

食品添加物としてのシリカで、毒性など生じるはずがないのです。

毒性どころか生命に欠かせない物質であるシリカですが、水溶性のものでないと人体に吸収されません。

うれしいことに、地下水などの自然水や、それを原料としたミネラルウォーターなどに含まれるシリカは、水溶性です。

ケイ素は、炭素や酸素などとともに地球上でもっともポピュラーな元素のひとつで、これが酸素原子ふたつと結びついたのがシリカです。

そんなシリカは飲食物などの形で摂取すれば、限りなく無害で、無毒です。

一応、「経口摂取した場合の致死量」というのもありますが、15g/体重kgです(注:シリカ濃度99.5%以上のシリカゲルについての数字)。

つまり、体重60kgの人がシリカで自殺しようとすれば、900gも一気に食べなければならない量です。


こと食の安全に関しては、エセ科学を振り回して社会に不安の種を撒き散らす人が多いのですが、エセ科学には科学で対抗したいと思います。




  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 20:03Comments(0)備忘録

2012年10月01日

シリカ水をスプレーして肌と髪の保湿

先日の「あさイチ」では、シリカを含んだ水を何も混ぜずにそのまま化粧水のように、肌や髪にスプレーするのを紹介していたようです。

シリカについては、→ こちら

ワタクシたちのミネラルウォーター「絆一直泉」のシリカ濃度は、76mg/L。
国内の天然水ではトップクラスの濃度を誇ります。

秋も深まり、これから空気が乾燥する季節。
こんな、スプレーできる容器に詰め替えて、使ってみてはいかがでしょうか。


シリカ76mg/L、「おいしい水指数」8.4のミネラルウォーター「絆一直泉」については→ こちら


ところで。
昨日オカミサンとオプシアミスミにお買い物とお食事に行ったとき。

ついでにダイソーに寄って、シリカ水をスプレーするための容器を探しました。

オカミサンが、「あったよ~」と持ってきてくれたのが、上の写真のボトル。

けれどもワタクシがイメージしていたのは、

こんなの。

ワタクシ「えっと・・・ボクが探してるのはこんなのじゃなくて・・・ああ、こんなところにあった」

オカミサン「えー・・・可愛くない」

ワタクシ「でもさ、これだったら500mlのボトルにそのまま取り付けられて便利でしょ」

オカミサン「・・・・・・・・・(^^;」


翌日。
カイシャで女性社員の方々の意見を聞いてみました。

みんなの総意「絶対こっちよ~」

全会一致。

ワタクシ「え・・・でもこっちの方が・・・」

カイシャの女性社員「ええ~! 植物じゃないんだから!! これだからオトコは・・・(以下略)」

ええ。確かに園芸コーナーにありましたが・・・(しどろもどろの汗だらだら・・・)

女性目線、男性目線以前に、デリカシーというものについて、反省させられる事件でした。


当ブログの目次・新着情報は→コチラ  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 19:05Comments(0)備忘録