2013年09月23日
今更ながら田中康夫氏の発言の言葉尻を捕らえて揚げ足を取ってみる
今日、桜島の事をネットで調べていて、個人的にムカついた記事を発見してしまいました。
田中康夫氏が2011年12月8日に日刊ゲンダイに寄せたもののようですが・・・
(さらにもともとは、同日に行われた 「東京電力福島原子力発電所事故に係る両議院の議院運営委員会」の合同協議会で述べたものらしい)
http://www.nippon-dream.com/?p=6463
要は、目にも見えず匂いもしない、けれども人体に悪影響を及ぼす厄介ものの放射能を封じ込めるために、福島第一原発から半径30km以内を居住禁止区域にし、さらに世界中から排出される核のゴミをそこに受け入れれば、「最大最強の安全保障政策の確立です」としている。
その中で、除染(除洗)がいかにナンセンスであるかを説明するために、何故か桜島を引き合いに出しているのです。
"「除洗」も、再考すべきです。語弊を恐れず申し上げれば、桜島の噴火が終息していないのに鹿児島市内で愛車を水洗いしている“滑稽さ”と同一です。"
そうですか? 滑稽ですか??
ワタクシは昨日、久々にクルマを洗ったら、まだ乾かないうちに桜島の灰に見舞われ、けっこう悲惨な事になりました。
その翌日の事だから余計に、ムカついたわけです。
ええ、理性とか大人の対応とか、それの及ばない心のうちで、イラッときた訳です。
そもそも、人災であり、そして洗っても洗っても取れない福島の放射能と、天災であり、洗えば一応はきれいになる桜島の灰を同列に論じているところがおかしい。
それに、桜島の灰は目に見える汚れであるから、その都度洗い流さねばならない。
昨日ワタクシがクルマを洗ったのも、オカミサンと長女の里帰り先に行くための、せめてもの「身だしなみ」のつもりです。
それに、そこで先祖の代から暮らし、生計を立てていた人が大勢いる福島の一地域について、除染の可能性を端から否定して、居住禁止区域にしてあまつさえ世界中の核のゴミをそこに集中させることが国益にかなうと論じる乱暴さ。
(それに、集めた核のゴミをどのように封じ込め、大気中や海洋に放射能を拡散させるのを防ぐかという考えが抜けています。氏が言及しているフィンランドのオンカロにしろ、そこが未来の人類にとっての危険になりうるとされています)
たとえダメ元でも、いずれは住民が帰還できる除染技術を開発しようという方向に考えられないのでしょうかね?
最後に・・・政治家というものは、
「語弊を恐れずに申し上げれば」
と前置きすれば何を言っても許されるわけではないですが。
一応ワタクシもこのタイトルで、「今更ながら」「言葉尻を捕らえて」「揚げ足を取って」などと予防線を張っているが、それはワタクシが一般小市民だから許される事であるのです。
なんか、政治家の言葉というものが、どんどん軽く薄っぺらになっていくのを感じざるを得ません。
田中康夫氏が2011年12月8日に日刊ゲンダイに寄せたもののようですが・・・
(さらにもともとは、同日に行われた 「東京電力福島原子力発電所事故に係る両議院の議院運営委員会」の合同協議会で述べたものらしい)
http://www.nippon-dream.com/?p=6463
要は、目にも見えず匂いもしない、けれども人体に悪影響を及ぼす厄介ものの放射能を封じ込めるために、福島第一原発から半径30km以内を居住禁止区域にし、さらに世界中から排出される核のゴミをそこに受け入れれば、「最大最強の安全保障政策の確立です」としている。
その中で、除染(除洗)がいかにナンセンスであるかを説明するために、何故か桜島を引き合いに出しているのです。
"「除洗」も、再考すべきです。語弊を恐れず申し上げれば、桜島の噴火が終息していないのに鹿児島市内で愛車を水洗いしている“滑稽さ”と同一です。"
そうですか? 滑稽ですか??
ワタクシは昨日、久々にクルマを洗ったら、まだ乾かないうちに桜島の灰に見舞われ、けっこう悲惨な事になりました。
その翌日の事だから余計に、ムカついたわけです。
ええ、理性とか大人の対応とか、それの及ばない心のうちで、イラッときた訳です。
そもそも、人災であり、そして洗っても洗っても取れない福島の放射能と、天災であり、洗えば一応はきれいになる桜島の灰を同列に論じているところがおかしい。
それに、桜島の灰は目に見える汚れであるから、その都度洗い流さねばならない。
昨日ワタクシがクルマを洗ったのも、オカミサンと長女の里帰り先に行くための、せめてもの「身だしなみ」のつもりです。
それに、そこで先祖の代から暮らし、生計を立てていた人が大勢いる福島の一地域について、除染の可能性を端から否定して、居住禁止区域にしてあまつさえ世界中の核のゴミをそこに集中させることが国益にかなうと論じる乱暴さ。
(それに、集めた核のゴミをどのように封じ込め、大気中や海洋に放射能を拡散させるのを防ぐかという考えが抜けています。氏が言及しているフィンランドのオンカロにしろ、そこが未来の人類にとっての危険になりうるとされています)
たとえダメ元でも、いずれは住民が帰還できる除染技術を開発しようという方向に考えられないのでしょうかね?
最後に・・・政治家というものは、
「語弊を恐れずに申し上げれば」
と前置きすれば何を言っても許されるわけではないですが。
一応ワタクシもこのタイトルで、「今更ながら」「言葉尻を捕らえて」「揚げ足を取って」などと予防線を張っているが、それはワタクシが一般小市民だから許される事であるのです。
なんか、政治家の言葉というものが、どんどん軽く薄っぺらになっていくのを感じざるを得ません。