2017年11月08日

心筋梗塞日記(12) ここで軽く総括

ワタクシは、自分では心筋梗塞にならないか、なってももっと歳がいってからだと思っていました。

体重が100キロ超だった不健康時代は20年以上も昔の話で、現在は通勤の途中で毎日歩き+自転車の1時間くらいの運動をして、時にはフルマラソンも走って直近の昨年のいぶすき菜の花マラソンでは自己ベストを更新して、健康診断の結果もほぼ問題なしで。

今だけを見れば健康そのものでした。

しかし昔の不摂生によって身体が負ったダメージは、地下に埋められた時限爆弾のように姿を見せずに時を待ち、そしてそれが炸裂して、今回のような生命さえ危ないような状態に陥ったのです。

健康に関しては、今が良くても前科があれば、その進行を遅らせることはできても逆戻りはできないという事を、痛感させられました。

そして今回は、前兆ともいうべき狭心症に似た症状が2か月も前から現れていたのに、日々の忙しさからくる疲れとその蓄積だと思って、放置してしまった事が悔やまれてなりません。

疲れは身体のSOSとは言いますが、まさにそれでした。

今、ACのCMで、息切れがしたら心臓弁膜症を疑って専門医の診断を受けましょう、みたいなのがテレビで流れていますが、それと同じく、動悸や息切れ、胸の痛みや違和感、全身のだるさが続いて、それが休養しても取れない場合も、専門医の診断を受ける事をお勧めします。

それにしても今回は、自分では内科的な症状だと思って内科医院に行ったのですが、そこに循環器科が併設されていた事で、命拾いをしたと思います

というのも、ワタクシの父が、やはり胸の違和感などを感じて内科のクリニックを受診したのですが、簡単な診察の後に胃薬などを処方されて、その1か月後に大きな心臓発作に見舞われて、54歳の若さで突然亡くなってしまった経験があるからです。

今回のワタクシの場合は、問診の時点で「これはおかしい」と気付いてもらえたようで、心電図と心エコーに血液検査まで行なって、その結果をもって大病院へ救急搬送されて、緊急の処置を受けて、助かりました。

心臓がおかしいと思ったら、内科ではなく循環器科が確実です。

そうやって失くすはずの命を失くさずに済んだのですが、薬は一生飲み続けなければなりません。

健康管理、栄養管理にもある程度以上の注意が必要となりました。

運動も、好きだったマラソンや登山はいつ再開できるのか、見通しが立ちません。

そんなワタクシだから、言えます。

若い時から、身体は大切にしなければならない!

症状が若さでカバーできても、年齢を重ねると途端にそれは顕在化する!


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Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 19:04│Comments(0)心筋梗塞日記
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