2012年11月21日
武岡トンネルが2年間通行止めに?
※前もって追記(13.08.29):新武岡トンネルは2013年9月29日に開通します。
詳しくは→ http://www.qsr.mlit.go.jp/kakoku/hodo/h25/130828_01.pdf
(国土交通省サイトより。PDFファイルで開きます)
工事が進む新武岡トンネル。

田上インターからトンネル入り口を遠望。
左の高架橋は、武岡トンネルと鹿児島インターを結ぶ従来の道。
右が、新武岡トンネルと鹿児島インターを結ぶ予定の新しい道。
これまで鹿児島インターと市街地の間のメインルートは、上下1車線ずつの武岡トンネルだけでした。
だから、特に市街地方向への渋滞が慢性化していて、新武岡トンネルの完成が待ち遠しい思いです。
完成した暁には、両方向とも2車線ずつになり、渋滞が大幅に緩和される!
・・・と。
ところが、従来の武岡トンネルが2年間通行止めになるかもしれないという報道が、先月下旬に流れました。
なぜなのか。
それは・・・ふたつの武岡トンネルは将来、建部神社から先、中洲通方面に延びる東西幹線道路(計画中)と接続されるからです。
東西幹線道路は、建部神社から天保山あたりまで地下を通ります。
鹿児島インターに向かって中洲通の地下を走ってきた西行き車線。
これが、建部神社の下に空いている入り口から入ってきた車線と、新武岡トンネルの途中で合流します。
この合流部では2車線+2車線=4車線となり、トンネルの断面が大きくなります。
これも、新武岡トンネルの工事が長引いた原因の一つですが、つまり、最初から新武岡トンネルは二又構造になっているのです。
ところが、1988年に開通した武岡トンネルは、二又構造になっていません。
鹿児島インターから市街地に向かって、建部神社の下に抜けるこれまで通りの道と、東西幹線道路とに、分岐させなければなりません。
あとから分岐部分を付け足す必要があるのです。
その工事のために、2年間、武岡トンネルを通行止めにするそうです。
では、その間、どうやって鹿児島インターから市街地方面への車を流すのだろうと、不思議に思っていました。
で、詳細な情報がありました。→こちら (リンク切れの場合はご容赦下さい)
うん、やっぱり思ったとおり、今度は新武岡トンネルを1車線ずつの対面通行にする可能性が高いみたいです。
・・・なんだそりゃ。
まだあと数年は渋滞が続くことになります。
はじめから東西幹線道路も含めた計画を立てていれば、こんな気の長い話にならずに済んだのでは・・・?
そもそも、東西幹線道路自体が必要だったかどうか・・・?
交差点の部分的な立体交差化と、二又構造になっていない一本道のトンネルふたつでも、かなり交通事情は改善されたんじゃないでしょうかねぇ。
2013年6月13日追記
どうやら、新武岡トンネルは今年度中に開通し、上下2車線ずつ(合計4車線)のトンネルとして供用されるみたいです。
問題となる市街地方面行きの東西道路トンネルについてですが、上に書いたような、武岡トンネルを2年間通行止めにして分岐部分をつくる方法の他に、武岡トンネルに並行してもう一本のトンネルを掘る方法も検討されています。
(これだと武岡トンネルを通行止めにしなくてもすみます)
なお、もう一本トンネルを掘る場合の総工費は、100億円ほど増加すると予想されています。
詳しくは→ http://www.qsr.mlit.go.jp/kakoku/hodo/h25/130828_01.pdf
(国土交通省サイトより。PDFファイルで開きます)
工事が進む新武岡トンネル。
田上インターからトンネル入り口を遠望。
左の高架橋は、武岡トンネルと鹿児島インターを結ぶ従来の道。
右が、新武岡トンネルと鹿児島インターを結ぶ予定の新しい道。
これまで鹿児島インターと市街地の間のメインルートは、上下1車線ずつの武岡トンネルだけでした。
だから、特に市街地方向への渋滞が慢性化していて、新武岡トンネルの完成が待ち遠しい思いです。
完成した暁には、両方向とも2車線ずつになり、渋滞が大幅に緩和される!
・・・と。
ところが、従来の武岡トンネルが2年間通行止めになるかもしれないという報道が、先月下旬に流れました。
なぜなのか。
それは・・・ふたつの武岡トンネルは将来、建部神社から先、中洲通方面に延びる東西幹線道路(計画中)と接続されるからです。
東西幹線道路は、建部神社から天保山あたりまで地下を通ります。
鹿児島インターに向かって中洲通の地下を走ってきた西行き車線。
これが、建部神社の下に空いている入り口から入ってきた車線と、新武岡トンネルの途中で合流します。
この合流部では2車線+2車線=4車線となり、トンネルの断面が大きくなります。
これも、新武岡トンネルの工事が長引いた原因の一つですが、つまり、最初から新武岡トンネルは二又構造になっているのです。
ところが、1988年に開通した武岡トンネルは、二又構造になっていません。
鹿児島インターから市街地に向かって、建部神社の下に抜けるこれまで通りの道と、東西幹線道路とに、分岐させなければなりません。
あとから分岐部分を付け足す必要があるのです。
その工事のために、2年間、武岡トンネルを通行止めにするそうです。
では、その間、どうやって鹿児島インターから市街地方面への車を流すのだろうと、不思議に思っていました。
で、詳細な情報がありました。→こちら (リンク切れの場合はご容赦下さい)
うん、やっぱり思ったとおり、今度は新武岡トンネルを1車線ずつの対面通行にする可能性が高いみたいです。
・・・なんだそりゃ。
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2013年6月13日追記
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タグ :まちづくり
今更ながら田中康夫氏の発言の言葉尻を捕らえて揚げ足を取ってみる
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Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 19:01│Comments(0)
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