2013年03月23日
いわしげ孝さん 死去
鹿児島うまれの漫画家、いわしげ孝さんが亡くなったそうです。
いわしげ孝さんの漫画の中でも、「ぼっけもん」が大好きでした。
鹿児島から上京した不器用な青年が、書店で働きながら大学の夜間部に通い、出会いを繰り返し、時には周りとぶつかり合いながら、成長していく物語。
とにかく熱く、泥臭く、汗臭い。

とにかくハマってしまったのですが、ワタクシが学生時代に「ぼっけもん」と出会った頃は、もう連載も終わってからだいぶ経っていて、古本屋を回って苦労して全14巻を揃えたのですが。
物語以外で興味深いのは、連載が長期にわたっていて(漫画の中でも時間がそれだけ進んで)、登場人物たちが鹿児島と東京との間を往復する手段が、はじめは夜行列車、やがて新幹線と特急の乗り継ぎ、しまいには飛行機へと進化していったこと。
物語終盤では主人公が鹿児島に帰り、東京に残してきた恋人をめぐって、なんとなくくどい話が続いて、いい加減にしてほしいなぁと思いながら読んだりもしたけど、濃ゆくて暑苦しい絵柄も含めて強烈な印象の残る漫画。でした。
いわしげ孝さんは、この後も硬派で直線的な作品が続き、あまり浮ついた人気は出なかったのですが、その代わり根強い人気を持ち続けました。
郡元とか、真砂のあたりに行けば、いまでも主人公の浅井義男と加奈子さんがいるんじゃないか・・・そんな気もします。
当ブログの目次・新着情報は→コチラ
いわしげ孝さんの漫画の中でも、「ぼっけもん」が大好きでした。
鹿児島から上京した不器用な青年が、書店で働きながら大学の夜間部に通い、出会いを繰り返し、時には周りとぶつかり合いながら、成長していく物語。
とにかく熱く、泥臭く、汗臭い。
とにかくハマってしまったのですが、ワタクシが学生時代に「ぼっけもん」と出会った頃は、もう連載も終わってからだいぶ経っていて、古本屋を回って苦労して全14巻を揃えたのですが。
物語以外で興味深いのは、連載が長期にわたっていて(漫画の中でも時間がそれだけ進んで)、登場人物たちが鹿児島と東京との間を往復する手段が、はじめは夜行列車、やがて新幹線と特急の乗り継ぎ、しまいには飛行機へと進化していったこと。
物語終盤では主人公が鹿児島に帰り、東京に残してきた恋人をめぐって、なんとなくくどい話が続いて、いい加減にしてほしいなぁと思いながら読んだりもしたけど、濃ゆくて暑苦しい絵柄も含めて強烈な印象の残る漫画。でした。
いわしげ孝さんは、この後も硬派で直線的な作品が続き、あまり浮ついた人気は出なかったのですが、その代わり根強い人気を持ち続けました。
郡元とか、真砂のあたりに行けば、いまでも主人公の浅井義男と加奈子さんがいるんじゃないか・・・そんな気もします。
当ブログの目次・新着情報は→コチラ
Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 22:11│Comments(0)
│つれづれ
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。