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Posted by チェスト at

2012年06月21日

水の雑学 短期集中コウザ その1 硬度

硬度は水に含まれているカルシウムとマグネシウムの濃度で決まります。

硬度が高い硬水だと硬い味になり、低すぎる超軟水だと味気なく感じます。

もともとは、硬水で豆を煮ると硬くなるから・・・だというのが呼び方の由来と言われています。

お茶を淹れたり、だしを取ったりするのは、軟水が適しています。
逆に肉の煮込み料理などには、硬水が適していると言われています。

厚生省が1985年に出した指針「おいしい水の条件」では、硬度10~100mg/Lが「おいしい水」とされています。

特に赤ちゃんや小さいお子様には、硬度60mg/L以下が望ましいとされています。

硬度が高いと、お腹を下して脱水症状を起こしたり、内臓に負担をかけたりします。
だから、赤ちゃんや小さいお子様の水分補給には軟水を選んだほうが良さそうです。

参考→明治 粉ミルクの調乳に使用する水(お湯)について

ただ、超軟水が良いのかというとそうでもなくて、あまりにミネラル分が少ない超軟水は、味気なく、そして水からのミネラル補給ができません。
超軟水を常用する場合、食事できちんとミネラル分を取りましょう。  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 20:53Comments(0)水のお話