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Posted by チェスト at

2012年06月23日

緊張の夏、日本の夏

今年もやってまいりました、節電の夏。

昨年は何とか乗り切ったのに、今年は計画停電が現実味をおびてきています。

だって昨年はまだ生きてる原発があったから・・・

いや、この1年の間にできることはたくさんあったはず。

民間の大工場からの買電の仕組みつくりだってできたでしょう。
ずっと多くの家々の屋根に太陽電池パネルを並べるとか、エネファームをもっと普及させるとかもできたでしょう。
LED照明の普及や家電の省エネ化を進める事だってできたでしょう。
もっとみんなが節電意識を持つように、啓発活動だってもっとできて、クールビズも、長い夏休みも、もっと普及したかもしれない。

中学2年の男子みたいに言うのは可能だが、現実は甘くない。たとえばその財源は?

いやいや、これはひとつの国難であり、けれども角度を変えると社会の仕組みを21世紀の共生・協調型に変革するめったにないチャンスでもあるのではないでしょうか?

目的は違うが、お隣韓国のソウル市では、えいやっ! と2006年からの4年間で、市バスを全てガス(CNG)燃料に切り替えた。
高度経済成長の頃の日本のような、そのスピーディーさがうらやましい。
もっとも、韓国のCNGバスには安全性に抜けがあるらしく、運行中の爆発事故が起きている・・・

まぁ、家の風通しを良くして、暗めの照明に蚊取り線香、うちわを扇ぎながら枝豆にビールといった、日本の夏を楽しむ余裕を持ちたいですなぁ。  

Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 12:26Comments(0)思うこと

2012年06月23日

水の雑学 短期集中コウザ その3 マグネシウム

マグネシウムもカルシウムと同じく、タンパク質の合成や代謝など、生理機能に関係する、必須ミネラルのひとつです。

だから欠乏すると、心疾患など重大な病気を引き起こしたりします。

天然の塩が、なんか甘くて、旨みがあるのも、マグネシウムはじめ、カルシウムなどの他のミネラルを適度に含んでいるからだとか。

けれども、飲み水の場合、マグネシウム濃度が高くなると苦味が出てきて、まずくなります。
さらに、サルフェートとともに下剤の成分で、お腹を下す原因になったりもします。

だから、赤ちゃんや小さい子供には、マグネシウム濃度が高い水を避けたほうが良いです。

また、他のミネラルと比べて過剰に摂取すると、ミネラルの吸収阻害や高マグネシウム血症、尿路結石の原因になると言われています。


ちなみに、豆乳を固まらせて豆腐にするのも、マグネシウム(にがり)の働きです。
豆乳のタンパク質がマグネシウムの働きにより網目状につながり、凝固するのです。

スポーツ飲料にもマグネシウムが含まれていて、これで豆腐を作ろうと実験した方がいます・・・
「突撃実験室」http://www.exp.org/内の実験
さて、その結果は・・・?  


Posted by 植野 丈 (吉松真幸) at 10:44Comments(0)水のお話